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SIDE WINDER
1999年01月17日 東京・後楽園ホール
観客動員数:1800人
第1試合 シングルマッチ30分1本勝負

○加藤園子
vs
広田さくら×
(13分17秒、ドラゴンスープレックスホールド)
序盤、あの手この手で加藤のペースを乱しにかかる広田でしたが、今日はミスの多さもさることながら、とにかくネタ(?)がすべりまくる!ようやくペースを掴んだのはヘッドスプリングを失敗したあたりからでしょうか。
これに対し、大人の対応をしてきた加藤でしたが、クーロンズゲートの体勢で抱えあげたところを上から小馬鹿にされ、ついに激怒!怒りの張り手をお見舞いするが、なんと広田もこれに対して強烈な裏拳で応戦。更にへなーラの体勢から腕を取ったまま加藤の体を回転させるや、正面に来た加藤の腕がクロスされた状態に!なんだ?フロントクロス・アームサルトか?それともストライク・スリーか?いや、これこそがレディゴン誌上にて写真のみ公開された幻の新技“へなーラX”!またの名を“前へな”。
しかしながら、もちろん未遂に終わる。どうやらこの技を巡る攻防が99年前半の広田の売りになりそう。さて、試合はその後も“忘れた頃のオモテ拳”をお見舞いするなど健闘した広田でしたが、ドラゴン一発で轟沈。加藤は余裕をもって必要最小限の技だけで勝利しました。大人になったねぇ。
第2試合 シングルマッチ30分1本勝負

○植松寿絵
vs
RIE×
(9分01秒、ダブルリストアームサルト)
プレミアムリーグ決勝戦を控えて負けられない植松と、フリーとして踏ん張りどころのRIE選手の一戦は延髄ニー、タイガードライバー2連発をしのいだ植松が、ダブルリスト一発でピン。RIE選手、カウント2を主張するも裁定はくつがえらず。ちなみに今日の植松はグーパンチではなく掌底を使用してたので、トミーさんも反則を取りませんでした。これを試合の中で使い分けてくるとコワイかも…。
第3試合 タッグマッチ30分1本勝負

長与千種

○沼尾マキエ
vs
シュガー佐藤×

永島千佳世
(13分30秒、風車固め)
名古屋に続くGAEAvsOzの第2ラウンドはセコンドの天野の奇襲ドロップキックで幕開け。以後、場内外を駆使し、沼尾に的を絞って攻めるOzに対し、GAEAは大将がパワフルな攻撃で応戦。沼尾も攻められながらも粘ってフォールを許しません。
最後は乱戦から沼尾とシュガーの一騎打ち状態となり、なんと沼尾がシュガーを風車固めでピン!その瞬間、場内のGAEAファンから割れんばかりの大歓声!!いや、凄いボルテージでした。…しかし!ハッキリ言って今日の沼尾はケガを差し引いても内容は良くなかったですね。声援も判官びいきでしょう。それでも、勝利は勝利。沼尾にとって、この“結果”が自信につながってくれれば…。
セミファイナル シングルマッチ45分1本勝負

○里村明衣子
vs
カルロス天野×
(21分13秒、腕ひしぎ十字固め)
序盤は両者ならではの緊張感のあるグラウンドの展開。ここは6-4で天野選手が優勢だったんじゃないでしょうか。セコンドにいた大将も敵ながらも「(天野は)うまい」と呟いていました。
試合が動き出したのは天野選手が里村をロープに貼りつけ、永島らが加勢してから。これに里村が怒り、セコンドも小競り合いを始め、荒れ模様の展開に。それでもコーナー上での足首の決め合いやスリーパーの切り返し合いなど両者ならではの攻防を展開し、最後は一瞬、セコンドのシュガーに気を取られた里村に天野選手が旋回式の腕十字を極めてギブアップ勝ち。そして「Ozに天野がいることを忘れるな!」とマイク。天野選手のOzへの想いはどうやら周りが考えるより遥かに深いようですね。
ところで、この試合を見た人で「セコンドは介入してくれるな!」と思った人、多いと思うんですよ。何もなければ流れるようないい試合になったのに、と。でも、私は試合を見ていてGAEAとOzの対立構造があったからこそ、決して高度な技は出ないけれど、一発一発に緊張感のある、あの攻防になったんではないかなと思いました。もちろんセコンドの介入は良くないですけどね。とにかくこっからでしょ、里村と天野選手の物語は。あの負けず嫌いがこれで黙ってるわけないって!それから…生観戦された方、私のミス(レフェリーのサインを見間違えてのミスゴング)で試合を壊してしまったことを深くお詫び申し上げます。
メインイベント タッグマッチ60分1本勝負

×KAORU

山田敏代
vs
ライオネス飛鳥○

尾崎魔弓
(16分45秒、タワーハッカーボムからエビ固め)
ついに飛鳥選手がGAEAマットに登場。その試合ぶりは、悪い!うまい!強い!そして…目が異常にギラついている!トンどるやん!とにかく眼力が凄かったですね。試合全体の空気も飛鳥選手が完全に支配、現在進行形のスタイルでしたね。しかもパートナーの尾崎選手が上手く乗っかった上に、セコンドにOzの3人、そしてアジャ・コングまで!この日はチッタ川崎で昼夜興行だったのに…絆深いじゃんか、この軍団!試合は額を割られたKAORUが集中砲火を受け、タワーハッカーでグウの音も出ないほどの完敗でした。
さて、事件は試合後。まず、乱闘のさなか、ついに長与が飛鳥選手の挑発を受ける形でシングル決着戦を口に!もちろん飛鳥選手も異存はなし。舞台は4.4文体が濃厚か?
更に事件は続きます。飛鳥選手が帰りしなに広田を拉致(ウロウロしてるから…)し、南側ロビーへと姿を消すと、しばらくして同じ通用口から、なんとラスカチョが出現!足元には大流血した広田が!そして山田とマイクで何事かやりあい、その場を引き上げていきました。ああ、この緊急事態にラスカチョまで…。とにかく、ラスカチョに関して現段階で言えるのは、間違いなくGAEAにとっては敵であるということ。フリー軍団との共闘は不明だが、その可能性は対立よりは高いということ。
しかし、もし仮に既に話が出来ていたとしたら、尾崎選手は北斗選手、アジャ選手、飛鳥選手に続きラスカチョまで口説いたことに…。恐るべし、水○売女。いや、大将が言ったんですよ、大将が。最後に飛鳥選手の試合後のコメントから、2月3日の大阪大会へも参戦の意思がある模様です。大阪の方、プレミアムリーグ決勝戦ともども心待ちに!